オリゴ糖とは?オリゴ糖を含む食品

腸には食物繊を含む炭水化物が欠かせません。
さらに、炭水化物に含まれるオリゴ糖は腸の健康維持に大きな役割を果たしています。
オリゴ糖とは?オリゴ糖を含む食品にはどのようなものがあるのでしょうか?

スポンサーリンク

オリゴ糖とは?

オリゴ糖とは、糖類の一種です。
糖類は、単糖類、オリゴ糖類(小糖類)、多糖類に分類されます。

オリゴ糖は、グルコース、フルクトース、ガラクトースのおうな単糖類が2~10個結合したもので、その結合(重合数)によって、二糖類、三糖類などといわれています。

オリゴ糖を含む食材

自然界に見られるオリゴ糖としては、サトウキビやビート、大豆中に含有されるショ糖、ラフィノース、スタキオース、母乳などに乳に含まれるラクトース、タマネギやゴボウ、ニンニクなどに含有されるフラクトオリゴ糖、ハチミツ中のパラチノースなどです。

即ち、オリゴ糖は穀類をはじめ、豆類、野菜、果実などに広く含有されているのです。
また、現在では工業的に生産されているオリゴ糖も少なくありません。

食品に含まれるオリゴ糖含有量

下記は主な食品に含まれる100gあたりに含まれるオリゴ糖含有量(㎎)です。

◇米
普通白米:86/金芽米:993

◇野菜・果物など
※生鮮可食部100gあたり
たまねぎ:31/ごぼう:28/バナナ:20/アーティチョーク:24/チコリ:39/ガーリック:39/エシャロット:85

オリゴ糖の機能特性

オリゴ糖には、次のような機能特性があります。
①非う蝕性、または低う蝕性
②難消化性(低エネルギー)

①の「う蝕」とは、口の中の細菌が糖質から作った酸によって歯を溶かしていく作用のことです。
非う蝕性、または低う蝕性とは、虫歯になりにくいということです。

ちなみに、オリゴ糖の一部は、医薬品としても利用されており、乳頭を起源とするラクチュロースは、肝硬変時の肝性睡眠の予防と、小児の便秘治療に効果があると認められています。

オリゴ糖の機能特性の中でも、腸の健康に欠かせないものとして、②の難消化性が挙げられます。

オリゴ糖類とは、マルトオリゴ糖のように、小腸など消化管において消化吸収され、エネルギーになるものと、消化管(小腸)では吸収され、エネルギーになる、難消化性オリゴ糖に大別されます。

腸に有用なのは、難消化オリゴ糖です。

難消化オリゴ糖は消化管への様々な有効な生理作用を及ぼすことが証明されています。
また、血糖値への好影響も見逃せません。

ゴボウや玉ねぎなどの野菜に多く含まれるフラクトオリゴ糖や、牛乳の乳頭から作られる乳果オリゴ糖などの難消化オリゴ糖は、消化酵素によっても消化吸収されないので、摂取後の血糖値の情報はほとんど見られません。

その結果、血中インスリンの濃度にもほとんど影響を与えません。

さらに、整腸作用があります。

ヒトの腸内菌叢は100種、100兆個以上の細菌からなっていると言われていますが、その中でも、乳児から老人まで、腸の健康維持にはとくにビフィズス菌が重要になります。

難消化オリゴ糖は小腸で消化・吸収されず大腸に到達しますが、その時に、酸性に強いビフィズス菌に利用されます。

ビフィズス菌は腸の中で様々な健康効果をもたらす善玉菌です。
このビフィズス菌を増やす働きを難消化性オリゴ糖がするのです。
その有効量は1日に0.7~5g程度と言われています。
※参考文献:「炭水化物」を抜くと腸はダメになる (青春新書インテリジェンス)/松生 恒夫 (著)

オリゴ糖食品&「ビフィズス菌+オリゴ糖」含有サプリ

オリゴ糖を手っ取り早く摂取するには、オリゴ糖食品が便利です。
テンサイから天然抽出した「カイテキオリゴ」というオリゴ糖食品があります。

また、ビフィズス菌+オリゴ糖の両方を一度に摂取できるサプリメントも販売されています。⇒森永乳業「ビヒダスBB536」

こういったものを利用することで手軽にビフィズス菌やオリゴ糖を摂取することができます。

スポンサーリンク

乳酸菌の関連記事

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ